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2019-06-06

一陽蕎麦釉三味胴長方鉢 左右23.5cm奥行16.5cm高8cm

商品説明
一陽の作品は戦前・戦後に分かれるが、戦後は事業を退いた昭和40年代半ばで余生の趣味としての作陶だったので小鉢が主だった。戦前は昭和7年の開窯から昭和12年まで水盤や支那の交趾写しなどを手掛けるが、その数は多くはない。この作品は紛れもなく戦前の作で、支那鉢の三味胴型を見事に再現しています。戦前は水盤に力を入れていた一陽。このような中〜大鉢は更に少なく、貴重な作品と言える。釉薬は蕎麦釉と表現していますが、飴釉とも言える渋い落ち着いた発色が魅力。一陽本人いわく「蕎麦釉は白交趾を狙った釉の窯変」と述べており、その味わいは一陽を代表する釉薬と評される。わずかなガタと内縁や足にホツレはありますが保存状態は良好です。落款:三しゅう(王秀)一陽

写真上から
・少し振った角度で見る
・正面から見る
・落款
・縁や足のホツレ

作家説明
三しゅう(王秀)一陽 
本名:神谷恒一(1902〜85)
 愛知県高浜市出身。瀬戸物卸商の父を若年時から手伝う。自身も昭和初期に東京・恵比須で盆栽鉢商「三州屋神徳商店」を営んだ。オリジナル商品の開発に向け、各窯に発注するが種々問題が生じ、自家専用窯の必要性を感じる。そこへ出身地三河で窯業試験場の廃窯問題が起き、渡りに舟の無償貸与の5ヵ年契約を結ぶ。三しゅう一陽窯の誕生である。一陽31〜35才の間に焼かれた盆器の中でも、とりわけ水盤が交趾写しの温かみや独特の楕円鉢で人気となり、陶翠と比肩されまでになる。もっとも水盤の制作数は少なく、数多く手掛けたのは小鉢。培養にも適する西三河の胎土は時代乗りも早く、中庸を得た型、バラエティ豊かな釉色で愛好家の支持を得た。  その後、陶業を離れ、精密機械工業へ転身。小さな町工場から育て上げた事業が軌道に乗り、その経営の一線を退く昭和40年代に余生の趣味として小鉢づくりを行う。一陽を慕ってくる三河周辺の鉢作家に助言・指導も行った。単なる陶工ではなく、企画、制作、流通、販売まで一貫してコーディネートする役割に真価を発揮した人物といえよう。

※当店では実店舗での販売も行っているため、在庫の反映がリアルタイムではなく売り切れている場合があります。その場合は、申し訳ございませんがキャンセルさせていただくことをご了承下さい。

【盆栽鉢 bonsai】和鉢・一陽 
☆盆栽彩都☆ 
価格
65,000円 (税込)
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